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鞍馬寺
鞍馬山の南中腹、京都府京都市左京区鞍馬本町にある単立寺院です。鞍馬
は牛若丸(源義経)が修行をした地として著名であり、大佛次郎の『鞍馬天狗』
でも知られています。新西国十九番札所でもあります。
宝亀元(770)年に、鑑真の門弟・鑑禎が、霊夢に感じて毘沙門天を安置した
のが始まりといわれています。延暦15(796)年に桓武天皇の勅により藤原伊
勢人が伽藍を造営、北方鎮護の道場としました。寛平年間(889〜98)に法相
宗から真言宗に、さらに天永年間(1110〜1113)に天台宗になり、1949年以
降独立して鞍馬弘教総本山となっています。
本尊は魔王尊、毘沙門天、千手観音の三身一体の本尊であると言われてい
ます。しばしば火災にあい、現存する建物の多くは近年造営されました。本殿
は、鉄筋でできています。
寺宝
本堂の毘沙門天三尊像は国宝で、他に毘沙門天像、聖観音像、銅灯篭など
が重要文化財に指定されています。平安時代に営まれた鞍馬寺塚の出土品
は代表的な経塚遺物で国宝です。
古くから多くの人が参詣しており、「枕草子」にも記述されています。牛若丸こ
と源義経ゆかりの地で義経にちなむ古跡も多く残っています。
奥の院魔王殿
鞍馬寺の奥の院。650万年前に人類救済のために金星から降り立ったと伝
えられる魔王尊を祀っています。拝殿に地上の創造と破壊をつかさどる天狗
姿の魔王尊が祀られています。この魔王尊はサンスクリット語で「サナト・ク
マラ」といい、鞍馬という地名は「クマラ」から転じたという説もあります。
由岐神社
由岐神社は、鞍馬の火祭りで有名です。鞍馬寺の鎮守社です。本殿への参
道と(有)にあって、例年10月22日の夜に行われる鞍馬の火祭りで有名です。
250本の松明がいっせいに神社の石段を駆け上がる壮大な火祭りは、多くの
見物客で賑わいます。由岐神社の拝殿は重要文化財に指定されています。
鞍馬寺霊宝殿
鞍馬寺の本殿横の鞍馬山博物館。国宝の毘沙門天三尊像をはじめ、国の
重要文化財の仏像や鞍馬寺の宝物を所蔵しています。全山を自然科学博物
苑としている鞍馬の豊かな自然についても学習することができます。2階には
与謝野晶子の関係資料が展示されています。
くらま温泉
北山杉や紅葉に囲まれた、檜造りのすがすがしい露天風呂です。鞍馬街道
の町並みの北端という、しずかな環境もよいです。泉質は硫黄泉で神経痛や
腰痛に効能があるといわれています。
鞍馬寺の御案内
| 名称 |
鞍馬寺 |
| 所在地 |
京都市東山区高台寺下河原町 |
| 電話番号 |
075-561-9966 |
| 時間 |
9時〜16時 |
| 拝観料 |
500円 |
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